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ダウンタウン出世番組を生んだMBSテレビ社長、松本人志への出演依頼は「お願いしたいという方針ではありません」

スポーツ報知 2025年1月16日 15時49分

 MBSテレビの虫明洋一社長は16日、大阪市の同局で行われた社長会見に出席し、「週刊文春」との訴訟を終結して今春にも芸能活動再開の意向を示したお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志の番組出演について「お願いする方針ではありません」と説明した。

 ダウンタウンは若手時代、同局の夕方のバラエティー番組「4時ですよ~だ」(1987~89年)を機に関西地区で大ブレイク。全国区への足がかりにした伝説的番組だった。また、MBSラジオでも「ヤングタウン木曜日」(87~91年)を担当した。

 現在、松本の相方・浜田雅功がテレビで全国ネットの「プレバト!!」(木曜・後7時)、関西ローカルで「ごぶごぶ」(土曜・後1時54分)、ラジオでも「ごぶごぶラジオ」(金曜・深夜0時30分、関西ローカル)と深いつながりが続いているが、松本は「うちの現状では、お休みになる前に出演がなく、何とも言いようがない」(虫明社長)。

 それだけに、松本が所属する吉本興業からは「キー局と同じような説明は受けた」というものの「取り立てて、お願いしたいという方針ではありません」と復帰しても新規オファーについては否定した。

 虫明社長は「『4時―』はダウンタウンさんの出世のきっかけ。MBSとしては浜田さん、松本さんは身近に感じる。すごくご立派になられた」と自負したものの、吉本のタレント管理体制などは「コメントすることはありません」と冷静だった。

 また、タレント・中居正広の女性トラブルに関与したと報じられているフジテレビについても「他社のことですので、申し上げることはない」とした。

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