西武・栗山巧外野手・中村剛也内野手・炭谷銀仁朗捕手が16日、埼玉・所沢市の球団施設で行っている自主トレをそろって公開。選手歴20年超えのベテラン3人が競演し、2008年以来の日本一を達成すると誓った。
午前10時頃に姿を現すと、源田壮亮内野手らとグラウンドを半周ほどランニングし、室内練習場に移動。キャッチボールを行ったあと、ノックやマシン相手の打撃練習で汗をかいた。
長年築き上げてきた関係性が随所ににじみ出た。キャッチボールは中村剛―炭谷と栗山―源田ペア。ノッカーを交代しながらのノック中には、ノッカーを務めた栗山が「ラストいこか~」と声をかけると、中村剛が栗山を指さし「(ノックに)飽きた」と笑顔でからかった。
西武は2008年以降、日本一に届いていない。思いを問われると、栗山は「やっぱりパ・リーグで優勝して日本シリーズに出て、日本シリーズで勝ちたい、日本一になりたいっていう思いは常に持っているので、今年はなんとか達成したい」と力を込めた。中村剛は「はい、日本一になりたいです」とにっこり。炭谷は「また3人揃ってね、ビールかけしたいですね」と夢の時間を思い描いていた。