DeNAの山本祐大捕手が16日、倉敷市内で佐野恵太外野手、知野直人内野手と行う自主トレを公開し「圧倒的な成績を目指したい」と正捕手定着を誓った。
この日はランニングで体を温め、ビジョントレーニング、ランメニュー、ノック、打撃練習と濃いメニューをこなした。「順調にきていますし、思ったより動けているところもある。体はバキバキですけど感覚的な所はいい感じです」と振り返った。
昨季は108試合に出場し打率2割9分1厘、5本塁打37打点。打てる捕手としてチームを支え、ベストナインも初受賞。飛躍の年となった。一方で9月には右尺骨骨折でチームを離脱。日本一となった日本シリーズで復帰したものの、出場はかなわなかった。現在はフリーバッティングも問題なくできるまでに回復し、「手首めっちゃいい感じです。ほぼ0くらいの違和感でやれている」と万全だ。
今季は「数字は言わないですけど」と具体的数字こそ明かさなかったがキャリアハイの成績を残し正捕手としての確固たる地位を築きたいところ。その上で、2026年開催のWBCへ向け「もちろん(メンバーに)入りたい」と侍ジャパン入りをアピールしていく。