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ドジャース右腕グラスノー、電話で佐々木朗希を直接“勧誘”していた

スポーツ報知 2025年1月17日 5時48分

 ドジャースのタイラー・グラスノー投手が16日(日本時間17日)米野球専門ポッドキャスト番組「ファウル・テリトリー」に出演、ロッテからポスティング制度による大リーグ移籍交渉が大詰めを迎えた佐々木朗希投手を、電話で勧誘したことを明かした。

 フロリダ州タンパから同番組に出演したグラスノーは、14日(同15日)にカリフォルニア州で行われたド軍と佐々木との2度目の直接面談の場には同席しなかったようだが、大手エージェント「ワッサーマングループ」のジョエル・ウルフ氏が、共通の代理人を務める縁で、佐々木と直電で言葉を交わす機会があったと明かした。

 「彼は静かな青年で少し話しただけだけど」と切り出すと、番組ホストが「ちょっと待って! 彼は英語を話すの?」と興奮気味に反応。ウルフ代理人が「ロウキがいるんだけど」と言って本人と電話を代わった際に「『やあ、調子はどう。ハーイ。それから、グッバーイ』という簡単な会話だった」とグラスノー。更に、番組ホストから勧誘したのかと問われ、「まあ、そんな感じ。願わくば(キャンプで)会いましょう、みたいな」と笑顔を見せた。

 23日(日本時間24日)の交渉締切までカウントダウンが始まった。契約球団予想を問われたグラスノーは、「サンディエゴのダルビッシュと(佐々木が)親しいことは知っている。ダルビッシュはたくさんの人に尊敬されているから。それから、佐々木がブルージェイズのことを好んでいるという話も聞いた。ドジャースも意中だとね。だから、その全部が候補じゃないかな。あとは彼の決断次第だね。僕は他の2球団でプレーしたことはないが、(ドジャースは)投手としてのレベルアップをメインの目標に据えている。育成面だったり、分析力を重視するなら、ここ(ドジャース)だ」と猛アピール。

 自分からのアドバイスとして「まだ次のFAになるまで時間がある。年俸か、勝てるチームか、彼が何をモチベーションにするのか分からないけど、ここ(ドジャース)は選手にとって最高の場所だと思う。それが、僕からのメッセージ」とラブコールを送った。

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