JFL・ホンダFCは14日、浜松市内で新体制発表会を開いた。新監督には糸数昌太・前ヘッドコーチ(40)が就任。「リーグ優勝」と「天皇杯ベスト16」を目標に掲げ、「得点力アップ」を一番の課題に挙げた。主将にはDF池松大騎(29)が就く。
新加入4選手も紹介された。注目は早大から加入する静岡市出身のMF東(ひがし)廉(21)だ。J1清水の下部組織で育ち、19年の茨城国体で県選抜の主将を務めて優勝に貢献した。千葉寛汰(21)=藤枝MYFC=や藤原健介(21)=磐田=ら「Jリーグでプレーしている当時の仲間は意識します。ホンダは練習の強度が高く、成長できると思いました」と新天地での活躍を誓った。
チームは2月1日から鹿児島でキャンプを行い、3月9日のリーグ開幕戦(対YS横浜)に備える。
◇ホンダの新加入選手
MF斉藤涼優(仙台育英高―城西大)「ドリブルが得意。1日でも早く試合に出たい」
MF石原央羅(鳥栖U―18―京産大)「右利きですがサイドハーフは左右両方できます」
MF東廉(清水ユース―早大)「自分が育った静岡を盛り上げたい」
MF寺田阿輝彦(磐田U―18)「地味ですが周りを生かすプレーが得意」