ドジャースは16日(日本時間17日)、サッカー前日本代表主将のDF吉田麻也(現在はFA)が所属したMLSギャラクシー、NHLキングスなどロサンゼルスを拠点とする11のプロスポーツ団体と協力し、7日(同8日)に発生した山火事被災者への寄付イベントを開催すると発表した。17日(同18日)にドジャースタジアムなど3か所で行われる。
同球場ではドジャース、ギャラクシー、キングス、女子プロバスケットボールWNBAスパークスの選手らがボランティアで参加し、協賛団体から様々な寄付品が提供される。参加者は衣料品や靴、食料品など必要なものを集めることができるといい、ドジャース財団は衣類とマスクを提供する。ド軍からは今オフFA加入したサイ・ヤング賞左腕のB・スネル投手、ギャラクシーからは“卒業生”の吉田麻也らが参加する予定だ。
ドジャースは10日(同11日)に「壊滅的な被害に心を痛めています。地域のパートナーや被災地と緊密に連携しており、今後数日中に当面の取り組みと進行中の活動について発表する予定です」などと公式SNSで声明を発表。支援第1弾として、エンゼルス、NBAレイカーズなどと協力し、「LA Strong」とプリントされたTシャツを販売。売り上げを米赤十字社とロサンゼルス消防局財団に寄付することを明かしていた。個人としてもF・フリーマン内野手とチェルシー夫人が同財団、パサデナ消防局、救世軍にそれぞれ10万ドル、計30万ドル(約4700万円)を寄付したと伝えられている。今回の寄付イベントが支援第2弾。LAのために今後も活動を続けていく考えだ。