サッカー元日本代表の大久保嘉人氏(42)が、BS日テレで18日に放送される「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」(土曜・後9時)に出演する。お笑いコンビ・おぎやはぎがMCを務めるカートークバラエティーで、現役時代J1歴代最多となる191ゴールをマークしたストライカーは、自身の愛車にまつわるエピソードを披露した。
オープニングで登場したのが「メルセデスAMG S 63 4MATIC クーペ」。約5年前から乗っている愛車で「今までで一番長い。一番いい」と乗り心地を絶賛した。車選びの際、グレードが高い車を選ぶこだわりを持つ大久保氏は「サッカー選手は夢があるな、って子どもたちに思わせたい」と理由を明かす。
続いて姿を現したのは、2013年に亡くなった父の愛車「日産・ブルーバード」。子どもの頃はサッカーの試合の送迎をしてくれたり、海へドライブに連れて行ってもらった思い出があるといい、当時と同じ助手席に座ろうとすると「匂い、これやわ!当時の車の匂いってあるんですね」と目を丸くする。ハンドルを握った小木博明(53)が「良い車。本当にクセがない」と絶賛すると「お父さんみたいな運転しますね」と懐かしそうに笑った。
プロ入りした19歳で手に入れた「BMW 323i」は初日に車をぶつけてしまう悲劇に見舞われたが、09年に購入した「キャデラック エスカレード」は「良い思い出しかない」と大久保氏。米大統領の護衛車として知られるなどVIPに愛されている1台で、ド派手な愛車を運転する様子を助手席から見た矢作兼(53)は「一番似合ってるかも」。一方、小木は「メキシコのギャングに見える」とつっこみ、車内の笑いを誘った。
おぎやはぎとはサッカー談義でも大いに盛り上がり、「最終的には監督やってみたいですね」と指導者への思いを語った。今回の収録を振り返ると「昔を思い出せてうれしかった」と充実感をにじませた。