ラグビー・リーグワン１部の神戸が１７日、第５節の浦安戦（１９日・ノエビアスタジアム神戸）に向け、神戸市内で練習を公開した。チームは現在２連敗中。試合開始４８時間前に行われるスタメン発表にＳＨとして名を連ねた日和佐篤は「流れを変えるきっかけにできれば」と、この一戦でチームの風向きを変える覚悟を示した。
阪神・淡路大震災から３０年を迎え、チームは１６日午後と、１７日の午前、午後の３度に分かれて、「阪神淡路大震災１．１７のつどい」に参加した。１６日の午後に参加した日和佐は「いろんな人の思いに触れられて良かった。ひたむきにプレーする。なにがあっても前進するところを見せられたら」と決意を新たにした。
１９日に行われる浦安戦では、震災３０年を記念するユニホームで戦う。ファンを含めたチーム、神戸市民にとっても大きな意味を持つ一戦へ、日和佐は「とにかく勝ちたい。勝って伝えられることがある」と必勝を宣言した。