俳優・菅田将暉が17日、都内で主演映画「サンセット・サンライズ」(岸善幸監督)の初日舞台あいさつに出席した。
脚本は宮藤官九郎氏が担当。都会から宮城県南三陸に“お試し移住”したサラリーマン・晋作(菅田)と、癖の強い住民の交流をユーモアたっぷりに描く。
菅田は、初共演の中村雅俊と歌唱シーンがあることを明かし「気仙沼の朝焼けと水平線が目の前に広がっていて、気持ちよかったですね」と思い出深いシーンになった様子。中村も「感激するほどすばらしい景色で、いい感じでしたね」と目尻を下げた。
“撮影中に思わず笑ってしまったシーン”についてもトーク。菅田は、共演の竹原ピストルに投げ飛ばされるシーンを「熱々のおじさんたちっていうのは面白かったですね。いい思い出」と回想。三宅健も「あれは結構な取っ組み合いを何回戦もやってましたからね。最後の方、のどがかすかすになって、菅田君がのどに良い飲み物をみんなに作ってくれて“優男”だなって」と気遣いを称賛した。
イベントの最後に菅田は「いろんなところに旅に行ったり、東北の地に足を運んでいただけるきっかけになったらうれしいです。あとは皆さん健康に一年過ごしましょう」と呼びかけた。
共演の井上真央、宮藤氏、岸監督も登壇した。