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「東京商工会議所墨田支部」50周年記念式典開催!「モノづくりのまちの伝統を継承しつつ“新時代への挑戦”を」

スポーツ報知 2025年1月17日 18時44分

 地域総合経済団体「東京商工会議所墨田支部」の設立50周年記念式典・祝賀パーティーが17日、東京・錦糸町の東武ホテルレバント東京で行われ、会員企業の関係者ら459人が集まった。

 冒頭のあいさつで老田勝会長は「墨田区は長い歴史と伝統を誇るモノづくりのまちで、多くの工場が集積している。よき伝統を継承しながら、周年コンセプトでもある『新時代への挑戦』を推進してく」とスピーチ。さらに「地域産業界の代表として、行政や議会、金融、教育、観光等の機関とともに“オールすみだ”で積極的に取り組み、モノづくり、コトづくり、価値づくりにかかわる様々な事業者がいきいきと活躍する、暮らし続けたい、働き続けたい、訪れたいすみだの実現に向けて今後も邁進していく」と決意表明した。

 東京商工会議所は、東京23区内の会員(商工業者)で構成される民間の総合経済団体で、1878年に設立。初代会頭は渋沢栄一で、会員数は8万4717件(2024年3月現在)。墨田支部は17番目の支部として1974年に創設され、地域の中小・小規模事業者の「経営支援」に「政策要望」「地域振興」を3本柱に活動している。

 本部から出席した小林健会頭は「昨年は渋沢栄一翁が1万円札になった。みなさんや従業員の方々が毎日、栄一さんの顔を見られるように社業に精をだしていただいたい」とあいさつ。来賓として出席した山本亨区長も「日本の全企業数の99.7%が中小企業、零細企業。就業人口は約7割。多くの中小企業のみなさんの力があって今のすみだがある。連携を密にして、デフレ完全脱却、完全上昇を企業の皆さんが実感できる1年にしたい」と祝辞を述べた。

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