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「遅いくらいかな」73試合目で決めた!ブライトン・三笘薫、岡崎慎司に並ぶ日本人最多14点目

スポーツ報知 2025年1月18日 4時0分

◆プレミアリーグ第21節 イプスウィッチ0-2ブライトン(16日)

 ブライトンの日本代表MF三笘薫(27)がアウェーのイプスウィッチ戦で先制ゴールを決めて同リーグ通算14ゴール目とし、レスターでプレーした岡崎慎司(38)の持つ日本人最多記録に並んだ。

 三笘が岡崎の記録に並んだ。0―0の後半14分、エリア内で味方の横パスを受け、右足でゴール。今季4点目、同リーグ通算14点目で日本人最多タイに到達したが「長く戦えば(記録は)見えてくる。本当にそこは気にしない。遅いくらいかなと思っている」と意に介さなかった。

 ブライトンで3季目、73試合目での到達。レスターでリーグ優勝に貢献した岡崎は、4季114試合での記録で、試合数で見たペースでは上回った。しかし途中出場も多かった岡崎に対し、先発が多い三笘はすでに出場時間では上回っており、岡崎の計5260分に対し、この日で5479分となった。プレミア1季目(22―23年)は7ゴールで大きなインパクトを残したが、昨季(23―24年)は腰の負傷に苦しみ3ゴールにとどまった。1季目以上の活躍を見せるためには、後半戦でゴールを積み重ねたいところだ。

 ストライカーの岡崎と、ウィングの三笘ではポジションが異なる。しかし同リーグの得点ランキング1位(18点)は、リバプールの右ウィング、エジプト代表FWサラー。世界トップのタレントが集まる同リーグでのし上がるためには、ウィングでもさらに得点力を磨く必要がある。

 チームはこれが9試合ぶりの勝利で9位に浮上。19日には、12位と低迷する名門・マンチェスターU戦がすぐやってくる。「またすぐに試合なので切り替えないといけない。本当にチームとして勝つことが大事」と気を引き締めた三笘。タフなプレミアリーグを戦い抜き、さらなる成長を見据える。

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