フジテレビ系「週刊フジテレビ批評」(土曜・午前5時半)は18日、同局に届いた視聴者の声を伝えた。
その中で一部週刊誌で報じられたタレント・中居正広(52)による女性トラブルとフジテレビの対応を巡り複数の視聴者の意見を紹介した。
男性からの「自社調査して報道もしくは、見解を出すか、公正な第三者機関に調査させるべき。今後フジテレビの性暴力、性被害の報道に信頼が置けない。フジテレビ社員、上層部が隠れたまま闇に葬ろうとしているなら断じて許されない。公共の電波を使ってメディア運営しているなら、社内と社外あわせて問題をクリアにしろ」との意見を紹介した。
続けて50代女性の「このたびの『だれかtoなかい』放送休止について番組ファンとして残念ではありますが、現在の状況では、やむを得ないと思っております。ただ、週刊誌の顔の見えない人の言葉ばかりの報道で何が真実かもわからない中、この状況になっていることに大きな違和感をもっています」との意見を伝えた。
さらに匿名の視聴者の「オールドメディアは都合の良い時にだけ報道しない自由を使っているよね。こういう姿勢が視聴者からの信頼を失う原因だと思う。ジャニーズの件で散々、批判を受けたのに何も学んでない。タレント個人の問題として処理しようとして局や業界全体の責任には触れない」との意見を報じた。
その後、17日に東京・台場の同局で定例社長会見を行った港浩一社長の発言要旨を紹介した。その中で港氏は、今回の問題を受け「第三者の弁護士を中心とする調査委員会を立ち上げることにしました」と外部の第三者委員会により調査することなどを述べていた。