日本テレビ系「ウェークアップ」（土曜・午前８時。読売テレビ制作）は１８日、フジテレビが１７日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、港浩一社長（７２）は一部週刊誌で報じられたタレント・中居正広（５２）による女性トラブルに関して初めて言及したことを報じた。
１００分以上に及んだ会見では、第三者の弁護士を入れた調査委員会の新設を表明し、同局社員の関与を改めて否定した。
スタジオに生出演した亀井正貴弁護士は今回の問題で今は「フジテレビの企業統治のあり方、安全配慮のあり方が問題になっていると思う」と指摘。続けて調査委員会について「調査のありかたとして外部の弁護士とはいいますけど、大事なのは日弁連のガイドラインを受けた上での第三者委員会」と指摘した。
続けて第三者委員会は「完全に独立性が担保される」とし「例えば調査内容も会社は全面的に協力します。今回やっていくとしたら、広範囲にアンケートを募って、かつ社長、幹部社員も全部含めた上でのＬＩＮＥ、メールとかデジタル関係も明らかにしていって事実関係を全部明らかにしていく」と解説し「公表するときにも会社の意志は一切拒否して内容的な公表も全部その委員会がやっていく」とし、委員は「元検察官、裁判官の経歴ある人、こういうセンシティブな問題に精通した人」とし「かなり本気になってやっていく必要があります」と提言していた。