ロッテからポスティングシステムを行使してメジャー移籍を目指していた佐々木朗希投手(23)が、ドジャースと契約合意したことを17日(日本時間18日)、自身のインスタグラムで明かした。2023年WBCの侍ジャパンで世界一を経験した大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)とともに、ドジャーブルーのユニホームに袖を通すことになる。最速165キロの至宝が、常勝軍団で大谷&山本とタッグを組み、再び世界一を目指す。
米複数メディアによると、契約金は650万ドル(約10億円)。ドジャースの25年度分の国際ボーナスプールは514万6200ドル(約8億円)だったが、A・ランティグア外野手をレッズへ、D・キャンベル外野手をフィリーズへ、ボーナス枠とトレードして追加。獲得資金に充てた模様だ。マイナー契約の場合、ロッテへの譲渡金は契約金の25%のため、2億5000万円ほどになると見られる。
朗希はインスタグラムにドジャースの帽子の写真とともに「ロサンゼルスドジャースとマイナー契約を結ばせていただくことになりました。とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて後で振り返ったときに、正しい決断だったと思えるように頑張ります。入団会見では、ここまで支えて頂いたすべての皆様に感謝しながら、ドジャースのユニホームに袖を通したいと思います」とつづった。
全米記者協会所属のフランシス・ロメロ記者によると、朗希の正式な契約は週明けにロサンゼルスで行われる予定だとX(旧ツイッター)にポストした。