カブスのトム・リケッツオーナーが17日(日本時間18日)、カブス・コンベンション開会式で、元カブスの一塁手デレク・リーと外野手サミー・ソーサが、カブスの殿堂入りすると発表した。
デレク・リーは一塁手で元ロッテのレオン・リーの息子。マーリンズから2004年に移籍し10年までプレーし、オールスター戦出場2回(05、07年)。924試合に出場し、打率2割9分8厘、179本塁打、574打点。05年に首位打者に輝いた。さらにゴールドグラブ賞を3回受賞(2003、2005、2007年)、シルバースラッガー賞(2005年)を受賞した。
サミー・ソーサは史上最高のホームラン打者の一人だっただけでなく、毎試合のスタートで右翼席に全力疾走する姿が印象的なスラッガー。カブスには1992年から04年まで在籍し545本塁打(通算609本)。98年に66本塁打、158打点をマークしてMVP。本塁打王、打点王各2度。オールスター戦7度、シルバースラッガー賞6度。ただし、禁止薬物使用疑惑もあって米野球殿堂入りは果たしていない。
なお、式典の日時はまだ決まっていない。