全国都道府県対抗男子駅伝は19日、広島市平和記念公園前発着の7区間48キロで行われる。同駅伝は学生・社会人が3区(8・5キロ)と7区(13キロ)、高校生が1区(7キロ)と4区(5キロ)と5区(8・5キロ)、中学生が2区と6区(いずれも3キロ)を走る。47都道府県の代表チームは18日、広島市内で最終調整を行った。
日大時代に箱根駅伝に2度出場した俳優の和田正人(45)は、郷里の高知県チームを激励。高知工高の後輩で1区区間賞候補のひとりの高石樹(3年)は「区間新記録を目指します」と元気よく話した。区間記録は昨年大会に川原琉人(長崎・五島南高、現順大)がマークした19分31秒。「前半からガンガン攻めます」ときっぱり。昨年12月の全国高校駅伝1区(10キロ)でも粘り強い走りで29分21秒で区間3位と力走した。今春、学生3大駅伝2冠で第101回箱根駅伝(2、3日)3位の国学院大に進学する。「箱根駅伝では2区か5区を走りたいです」と意欲的に話した。
積極果敢な走りを持ち味とする高石に和田は「これが『土佐いごっそう』ですよ」と楽しそうに話した。「豪快」「気骨ある」などの意味を持つ土佐弁を使って期待した。