◆大相撲初場所7日目(18日、東京・両国国技館)
綱取りの大関・豊昇龍(立浪)は、西前頭3枚目・王鵬(大嶽)に勝ち、1敗を堅持した。同期入門で過去の対戦成績が2勝3敗ときっ抗、今場所全勝で突っ走ってきた相手をストップさせた。
立ち合いで踏み込むと一気に土俵際に押し込み、最後は後ろをとる形で送り倒した。
先場所は優勝次点だった。横綱昇進の内規は「2場所連続の優勝か、それに準じる成績」。17日は同じモンゴル出身の横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)が現役を引退。横綱空位の可能性が出てきたが、自らの力で空位を回避したいところだ。