阪神からポスティングシステムで米メジャー移籍を目指していた青柳晃洋投手がフィリーズとマイナー契約を結び、18日に自主トレ先の静岡・県営愛鷹球場で報道陣の取材に応じた。「向こうにいくと決断しましたけど本当にいけるのかな…という不安はすごくあった。正式に決まったのは期限の1、2時間前とか。決まったことに対して安心する部分があった。本当にうれしく思う」と話した。
交渉期限が日本時間18日午前7時と迫る中、夢に向かって第一歩を踏みしめた。右投げの変則投法で21年、22年と2年連続で最多勝&最高勝率のタイトルを獲得するなど、NPB通算61勝の31歳。今春のメジャーのキャンプに招待選手として参加し、挑戦が始まる。「あとは自分の実力だったり、そういう部分になる。また下からはい上がるように頑張っていけたら。新しいことに挑戦しながら、勝負できたらいいかなと思う」と決意した。