楽天の新入団選手が18日、東日本大震災で被害を受けた南三陸町を訪れた。南三陸311メモリアルで資料を前に話を聞き、映像を見て被害の大きさや災害に対する備えなどを学んだ。
その後は南三陸町震災復興祈念公園へ移動し、旧防災対策庁舎で献花。高台にある、震災で犠牲になられた方々の名簿を納める碑の前で黙とうを行った。ドラフト1位・宗山塁内野手(21)=明大=は「実際に被害に遭われた方の話を聞くことは初めて。強く印象に残りましたし、今の自分たちの状況って当たり前じゃないと改めて強く感じました。勝つ姿とか優勝して日本一になる姿を見てもらって、感動や勇気を与えられたらと思います」と決意を語った。