◆大相撲初場所 第7日(18日、東京・両国国技館)
西前頭五枚目・千代翔馬(九重)は不戦勝で無傷の7連勝となった。この日朝、東前頭8枚目・狼雅(二子山)がけがのため、欠場が決定。33歳は支度部屋で「いい相撲だったでしょ? 今場所で一番いい相撲」とおどけ、「不戦勝は(入門から)16年半やってきて初めて」と明かした。
不戦勝で取組が行われなかったことへの戸惑いはなかったといい、「もちろんうれしい。相撲取って負けるより、勝った方がいい」ときっぱり。7戦全勝は金峰山(木瀬)と2人のみとなったが「何も考えず、目の前の一番で相撲を取りたい」と表情を引き締めた。