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宝塚で史上3人目、礼真琴が武道館コンサートをスタート 「皆様の一生の思い出に」の思い込め

スポーツ報知 2025年1月18日 20時58分

 宝塚歌劇団星組トップスター・礼真琴が18日、東京・北の丸公園の日本武道館で約8500人を集め、コンサート「ANTHEM―アンセム―」を行った。

 機材トラブルによる準備の遅れで、14時半から17時スタートに変わったが、客席は満員。最初のMCで礼が時間変更になったことをわびた後、「皆さんの一生の思い出になるようにパフォーマンスします」とあいさつ。

 J―POPも織り交ぜながら、宝塚出演作の楽曲、「エリザベート」から「最後のダンス」、作詞を手掛けた「souls」などを熱唱。礼は8月に卒業することが決まっているが、「いつか、一人前になったときに歌いたいと思い続けてきた」と宝塚史に残る名曲のひとつ「星を継ぐ者」を、歌詞をかみしめるように歌った。ダンス、躍動感あふれる動きでもファンを魅了した。

 宝塚では初という観客装着のブレスレットライトも使用。舞台演出と連動し、客席全体も一斉に色が変化して見え、ステージと一体化していた。礼は「ライトを持っていない方は自分(の体)で発光してください」と話し、笑いを誘う場面もあった。

 現役タカラジェンヌによる武道館公演は元花組トップ・真矢みき(現ミキ、1998年)、元星組トップ・柚希礼音(2014年)に続き、史上3人目。21日まで全5公演が予定されており、総合演出・ステージ制作を大田高彰氏、構成・演出を竹田悠一郎氏が担当している。

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