フジテレビの木下康太郎アナウンサーが18日に自身のインスタグラムを更新し、昨年末で退職したことを報告した。木下アナはアメリカの大学院に留学のため休職中だった。
「ご報告」と題して約2か月ぶりに投稿し「皆様ご無沙汰しております。大学のプログラムで、スマホの電波も入らない、チリのパタゴニアの山奥に約10日ほどいたためご報告が遅くなってしまい大変申し訳ありません」と書き出す。「私事ですが、昨年の12月31日付けでフジテレビを退職いたしました」と伝え「2010年に入社して以来約14年、本当に多くのご縁や、皆様からのサポートに恵まれて、ここまで駆け抜けられたことに大変感謝しております」とつづった。
木下アナは2023年12月の投稿で、フジテレビを休職してアメリカの大学院に進学することを報告した。留学のきっかけについて「実は2014年にブラジルW杯の取材に行かせていただいたことをきっかけに、多くの海外取材にも恵まれ、その度にグローバルに活躍できる人間になりたいという想いが日に日に強くなっていきました」と回顧。「今回私のわがままを聞いて思いっきり留学の背中を押してくれたフジテレビの皆さんには感謝の想いしかありません」と会社の理解に感謝した。
昨年12月に膀胱(ぼうこう)がんのため亡くなった小倉智昭さんの話題に触れ「渡米直前に新人の頃からとくダネ!でお世話になりました小倉さんより、『康太郎、新しいことにチャレンジすることは最高だよ、俺も精一杯生きるから帰ってきたら絶対会おう』とメッセージをいただきました。残念ながら、最後にお会いすることは叶いませんでしたが、しっかりとその言葉を胸に、天国の小倉さんにも認めてもらえるよう、これから新しいチャレンジに胸を張って、踏み出したいと思います」と記し「皆様、引き続き宜しくお願いいたします!」とメッセージを寄せた。
木下アナは上智大を卒業後2010年4月にフジテレビ入社。「情報プレゼンター とくダネ!」や「めざましテレビ」「めざましどようび」「日曜報道 THE PRIME」などに出演し、スポーツ中継でも活躍した。
【投稿全文】
皆様ご無沙汰しております。大学のプログラムで、スマホの電波も入らない、チリのパタゴニアの山奥に約10日ほどいたためご報告が遅くなってしまい大変申し訳ありません。
私事ですが、昨年の12月31日付けでフジテレビを退職いたしました。2010年に入社して以来約14年、本当に多くのご縁や、皆様からのサポートに恵まれて、ここまで駆け抜けられたことに大変感謝しております。
実は2014年にブラジルW杯の取材に行かせていただいたことをきっかけに、多くの海外取材にも恵まれ、その度にグローバルに活躍できる人間になりたいという想いが日に日に強くなっていきました。今回私のわがままを聞いて思いっきり留学の背中を押してくれたフジテレビの皆さんには感謝の想いしかありません。
渡米直前に新人の頃からとくダネ!でお世話になりました小倉さんより、『康太郎、新しいことにチャレンジすることは最高だよ、俺も精一杯生きるから帰ってきたら絶対会おう』とメッセージをいただきました。残念ながら、最後にお会いすることは叶いませんでしたが、しっかりとその言葉を胸に、天国の小倉さんにも認めてもらえるよう、これから新しいチャレンジに胸を張って、踏み出したいと思います。皆様、引き続き宜しくお願いいたします!
木下康太郎