カブスのカウンセル監督が18日(日本時間19日)に行われたカブス・コンベンションに出席。鈴木誠也外野手が、今季フルタイムDH(指名打者)で起用されることを了承したと明かした。米マーキースポーツネットワークが報じた。
トークショーで外野の構想について質問された同監督は「誠也はたくさんDHに入る」と明言。「タッカーが右翼、クルーアームストロングが中堅、ハップが左翼。この誰かに問題があった場合、誠也がカバーできる」と続けた。
鈴木の代理人は先月開催されたウィンターミーティングで、DHではなく守備につきたいという強い希望を持っていると表明していた。同監督は「今週に誠也と話し、彼は了承した」と会談を持ったことを明かした。
鈴木はカブス入団以来レギュラーの右翼手だったが、中堅にクルーアームストロングが台頭し、押し出された格好で8月中旬からDHとなった。ポジションが競合していたベリンジャーはヤンキースに放出されたが、アストロズから新たに獲得したタッカーもゴールドグラブ賞受賞者。ハップも同賞を3度受賞している名手。
ケリー打撃コーチは「ラインアップの一貫性は重要。誠也がDHにいるということは、全員が健康であることを意味する。それが目標。彼が大半の試合でDHを務めるのであれば、彼は本当にすばらしい打者なので、その点について期待している」と信頼を寄せていた。