テレビ朝日系「グッド!モーニング」(日曜・午前5時50分)は、フジテレビへのCM差し止めが相次いでいることを報じた。
番組では、一部週刊誌で報じられたタレント・中居正広による女性トラブルに関して、港浩一社長が初めて言及した17日のフジテレビの定例社長会見で記者からスポンサーへの反応について質問がとんだことを報道した。
その中で記者が「現時点ではスポンサーの方々からはどういった意見が寄せられていますか?」と聞かれ、営業担当が「スポンサー様から厳しい意見もいただいている。今ある情報で誠心誠意ご説明している」と述べた。続けて「スポンサーにはどのように説明していますか?」と聞かれ営業担当が「隠しごとは一切ございません。営業局、関西、名古屋、東京まで百何十人いますが、渉外の人間は、同じ原稿で説明しています」と述べたことを伝えた。
さらに、営業部門がスポンサーへの対応をはじめたのは週刊誌の報道が出た去年の年末以降。トラブルを把握してから約1年半たったタイミングだったことを伝えた。
これに関連して会見で記者が「報道が出なければスポンサーに言う必要はないという認識ですか?」と聞かれ営業担当幹部は「営業として持っている情報は限られています。会社としての事情、人権の問題、プライバシーの問題、守秘義務の問題、いろんなものを総合的に判断して我々に降りてきたのはそういう時期だったということで営業から編成・制作に対して一点の文句もありません。これはオールフジテレビで向き合う問題だと思っています」と述べていたことを番組では紹介した。
番組では続けて、こうした中、トヨタ自動車、日本生命、明治安田生命などフジテレビで放映しているCMを差し止めるスポンサー企業が相次いでいることを伝えた。