プロボクシングIBF世界フェザー級(57・1キロ以下)王者アンジェロ・レオ(30)=米国=が、5月24日に大阪で同級1位の亀田和毅(33)=TMK=と対戦する契約書にサインしたと、米専門メディア「ボクシングシーン」が18日(日本時間19日)に報じた。
元WBO世界バンタム級、元WBC世界スーパーバンタム級暫定王者の亀田和は、昨年8月のIBF世界フェザー級挑戦者決定戦でレラト・ドラミニ(南アフリ)に2―1で判定勝ち。23年10月に1―2の判定で敗れた相手に雪辱し、指名挑戦権を獲得していた。
亀田和にとっては、2019年7月に米・カリフォルニア州カーソンで行われたレイ・バルガス(メキシコ)とのWBC世界スーパーバンタム級王座統一戦で判定負けを喫して以来、5年10か月ぶりの世界戦。勝てば兄・興毅氏と並ぶ3階級制覇達成となる。
レオは元WBO世界スーパーバンタム級王者で、昨年8月にIBF世界フェザー級王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)に10回KO勝ちし、2階級制覇を達成した。
亀田和とレオは、2021年に米ラスベガスでスパーリングを行っている。
戦績は、レオが26戦25勝(12KO)1敗。亀田和が42勝(23KO)4敗。