◇第30回全国都道府県対抗男子駅伝(19日、広島市平和記念公園前発着=7区間48キロ)
各都道府県の代表選手が出場し、大学生・社会人が3区(8・5キロ)と7区(13キロ)、高校生が1区(7キロ)と4区(5キロ)と5区(8・5キロ)、中学生が2区と6区(いずれも3キロ)で競う。
3区は序盤、長野の吉岡大翔(順大2年)、福島の谷中晴(駒大1年)が共に先頭を引っ張る展開。6キロ以降に箱根駅伝3区4位の谷中がグンと引き離し、首位に押し上げて力強くリレーした。3位集団を引っ張り続けた熊本の鶴川正也(青学大4年)が7秒差の2位、大阪の岡田開成(中大1年)が14秒差の3位で続く。
長野の吉岡は7キロ手前から後ろの集団に吸収され、24秒差の7位、宮城の吉居大和(トヨタ自動車)は27秒差の8位。
19位でつないだ、1万メートル日本記録保持者の群馬・塩尻和也(富士通)が、23分36秒で区間賞を獲得した。