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今西優斗「感謝を忘れずに」阿部竜大「最高の舞台で楽しかった」未来のBリーガー、オールスターで競演

スポーツ報知 2025年1月19日 14時8分

◆プロバスケットボール男子 Bリーグ U18オールスターゲーム(19日、千葉・ららアリーナ東京ベイ)

 未来のBリーガーたちによるU18のオールスターゲームが行われ、U18チャンピオンシップ決勝でMVPを獲得した今西優斗(名古屋DU18)擁する「HELIOS」が、阿部竜大(北海道U18)らの「JADE」に87―78で勝利した。

 「HELIOS」は今夏に渡米する関谷間(千葉JU18)がまずオフェンスリバウンドから押し込んでシュート、3ポイントシュート(3P)と積極的に得点を重ねる。一方「JADE」は阿部がドリブルからジャンプシュート、ダブルクラッチで会場を湧かせるなど好プレーを披露した。前半は「HELIOS」が43―35でリード。関谷が約13分間の出場で17得点を挙げた。

 後半は「JADE」が追い上げ、第3クオーター(Q)途中から一進一退の攻防に。最後は「JADE」が1点リードを奪い、最終第4Qを迎えた。3Pを含む佐取龍之介(琉球U18)の連続得点で中盤には「HELIOS」が再びリードを広げる。JADEは阿部が華麗な個人技でシュートを決めていくも、最後は「HELIOS」が勝利した。

 Bリーグ選手によるオールスター本戦の前に実施された一戦。試合の後半には、約1万人収容の会場「ららアリーナ東京ベイ」もほぼ席が埋まり、熱気に包まれた中で高校生プレーヤーは躍動した。

 「HELIOS」の主将・今西は「高校生がこの舞台でバスケットをさせてもらえることは当たり前じゃない。まずは感謝を忘れずに。とりあえずは全力で楽しもうというコンセプトでやったので、それは達成できて良かった」と話し、「JADE」の主将を務めた阿部も「まず高校生でららアリーナという最高の舞台で、そして雰囲気でプレーできたことは楽しかった。本当に感謝したい」と語った。

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