1月19日の中山10R・ジャニュアリーS(4歳上オープン、ダート1200メートル=16頭立て)は、14番人気のジャスパーゴールド(セン7歳、栗東・森秀行厩舎、父コーザン)が、23年1月の江戸川S以来の白星を飾り、単勝1万9510円の大波乱を演出した。勝ち時計は1分10秒2(良)。
うまくスタートを決めて、そのまま位置を主張して好位2番手へ。逃げたケイアイアニラを見る形で運び、直線では力強い伸び脚で2着のスターターンに半馬身差をつけた。去勢明け2戦目で、前走から馬体重20キロ増と体が戻っていたのが大きかった。
横山和生騎手は「今日は去勢明け2戦目で体調が良さそうで、前に勝たせてもらった時のような覇気を感じていました。スタートが決まったというのが本当に大きいですね。どうしてもゲートの中で悪いので、決まらないんですけど、そのなかでも乗せてもらって、しまいに脚を使ったりとか馬と一緒にリズムをあわせてきたつもりなので、今日は良かったと思います」と、会心の表情だった。