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【日経新春杯】ヴェローチェエラ4着で4連勝&重賞初Vならず 川田将雅騎手「今日できる精いっぱいの走り」

スポーツ報知 2025年1月19日 17時6分

◆第72回日経新春杯・G2(1月19日、中京競馬場・芝2200メートル、良)

 年明け恒例の4歳以上によるハンデ重賞は16頭によって争われ、西村淳也騎手が騎乗した4番人気でハンデ57・5キロを背負ったロードデルレイ(牡5歳、栗東・中内田充正厩舎、父ロードカナロア)が直線で抜け出し、重賞初制覇を飾った。昨秋はアンドロメダS、中日新聞杯と2走していずれも2着。5歳初戦で惜敗続きにピリオドを打った。西村淳騎手、中内田調教師ともに初勝利。勝ちタイムは2分9秒8。

 2着は3番人気のショウナンラプンタ(鮫島克駿騎手)、3着は7番人気のマイネルエンペラー(幸英明騎手)だった。

 川田将雅騎手(ヴェローチェエラ=4着)「今日できる精いっぱいの走りをしてくれました」

 松山弘平騎手(サトノグランツ=5着)「スタートは良かったですが、馬場にのめったのか行き脚がつかなくて、中団を取れるかと思いましたが、下がってしまいました。促しながらでしたが、スタミナがあるので最後までしっかり伸びて、5着にきてくれました」

 ミルコ・デムーロ騎手(キングズパレス=6着)「返し馬の行きっぷりが違っていた。スタートは出て、中団に行こうと思ったけど、二の脚がつかなかった。気難しくて向こう正面から追いっぱなしに。耳を絞っていたね。最後はいい脚を使ったんだけど…」

 菱田裕二騎手(マイネルメモリー=7着)「過去のレースを見て、担当さんとも話して考えて乗りました。いいポジションでレースができましたし、最後もしっかりと脚を使っていると思います」

 横山武史騎手(バトルボーン=8着)「実戦から遠ざかっていたので、どうかなと思っていました。緩さは相変わらずでしたし、こういう馬場も良くなかったです。返し馬から脚を取られていました。使ってネジが締まれば、良くなりそうです」

 団野大成騎手(サリエラ=9着)「3コーナーまでのきれいな馬場では、いいバランスでした。ただ、悪くなったところからのめってしまった。盛り返してくれましたが、3~4コーナーが合わなかったです」

 オレリアン・ルメートル騎手(ヴェルトライゼンデ=10着)「硬い馬場もあって、チクチクしたところがありました。道中は折り合って、乗りやすかったです。直線はジリジリと伸びましたが、休み明けのぶんを感じました」

 浜中俊騎手(メイショウタバル=11着)「返し馬などはいつも通りでした。ゲートもスムーズに入ってくれた。スタートも上手に出てくれて、1コーナーまではいい感じだったのですが、コーナーに入ってからがっつりかかってしまった。調教は工夫したけど、競馬でこれだけ折り合いを欠くとどうしようもない。申し訳ないです」

 石橋守調教師(メイショウタバル=11着)「1コーナーまではうまくいったと思ったが、そこから折り合いを欠いた。距離を短くした方がいいのかもしれない」

 田口貫太騎手(プラチナトレジャー=12着)「リズム良く行けました。最後まで頑張ってくれています」

 武豊騎手(タッチウッド=13着)「折り合いはついたけど、色々と気性が幼いところがある。安定して走ってくれない」

 坂井瑠星騎手(ホールネス=14着)「返し馬から進みが悪かったです。競馬でも(手綱を)持つところがなかった。全く走れていないので、何ともなければいいのですが」

 藤懸貴志騎手(ケイアイサンデラ=15着)「状態も良く、いいスタートでスムーズな競馬ができました。でも重賞だと、あそこからもうひと脚使わないと…。オープン特別から仕切り直しですね」

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