◆第66回アメリカJCC・G2(1月26日、中山・芝2200メートル)
コース巧者のコスモキュランダ(牡4歳、美浦・加藤士津八厩舎、父アルアイン)が復活を飾る絶好機とみている。中山では報知杯弥生賞ディープインパクト記念Vや皐月賞2着など【1401】の好成績。ペースを問わず結果が出ており、適性の高さは疑いようがない。
16日の美浦・Wコースでの1週前追い切りで前走から手綱を執る横山武史騎手を背に、最後の直線でしっかりと追われて5ハロン66秒6―11秒5。僚馬の内から猛然と末脚を爆発させた内容から、状態面に不安は見られない。
前走の中日新聞杯(6着)など近走はゲートが決まらず、それが結果に影響しているのは明白。だが、中山の2200メートルなら3走前のセントライト記念(2着)のように、3角手前から早めの仕掛けがかなえば、抜群の心肺機能を生かせる持久力勝負に持ち込むことができる。ここはきっちり結果を出したい一戦だ。(石行 佑介)