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柚希礼音 宝塚卒業10年でシャンソン挑戦 苦難乗り越え「本気で自分の歌に向き合っていこうと」

スポーツ報知 2025年1月20日 4時0分

 元宝塚歌劇団星組トップの柚希礼音が19日、都内でリサイタル「~REON et Chansons(レオン・エ・シャンソン)~」を開催した。

 昨年芸歴25周年を迎え、以前から関心のあったシャンソンに挑戦。柚希が「大尊敬する」宝塚の先輩で、歌手としても活躍した越路吹雪氏(1980年死去、享年56)の名曲を歌うアルバム「Les Nouvelles Chansons(レ・ヌヴェル・シャンソン、新しきシャンソン)」を15日、リリースした。

 公演を前に「挑戦の舞台となっているけど、頑張りたい」と意気込んだ柚希。この日は「雪が降る」「愛の讃歌」など19曲を歌唱した。「そして今は」では宝塚時代を思わせるタキシード姿で登場し、4人のダンサーと共に踊りも披露。女優の市毛良枝の語り、19人のオーケストラなどの演出もあった。

 今年で宝塚卒業から10年。声帯を壊し、舞台で歌うことを諦めそうになったというが「『心に響く歌を歌ってみたい』とずっと思ってきたことですが、本気で自分の歌に向き合っていこうと思っている今」と現状を報告。今後に向けても「たくさんの学びと自分の中から湧き出てくる歌の心を探る旅をしていきます」とコメントを残した。

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