サッカー日本代表の森保一監督(56)が19日、熊本市内で2日間にわたり開催されたフットボールカンファレンスに出席。「日本は必ず世界一になれる時がくる」と指導者たちを前に熱い気持ちを訴えた。
「今は可能性は低いかもしれないが、最短2026年でW杯優勝することを目指しながら、より本命としてW杯で勝てるように力をつけるために、ここにいる皆様方と一緒に、日本サッカーのために頑張っていきたい。日本人はやればできるというところを共有できるように。日本人が日本に誇りを持てるように戦っていきます。これからも共闘と応援よろしくお願いします」とあいさつし、場内から拍手が起こった。
日本代表は2026年北中米W杯に向け、アジア最終予選を5勝1分けで首位独走。8大会連続W杯出場に王手をかける。3月20日の次戦・バーレーン戦(埼玉)に勝てば、3試合を残して史上最速、8大会連続のW杯出場が決まる。
イベント後、取材に応じた指揮官は「育成も、プロのトップカテゴリーにおいても、日本が世界に追いつけ追い越せで(やっていく中)、たくさんのことを学ばせていただいた。学ぶだけではなく、我々がこれまでやり続けてきたことに自信を持つこと、これからの力をつけるためにどういうことをしたらいいか、たくさんのヒントをいただけた素晴らしい時間だった。グローバルスタンダードの経験を持った方々のアドバイスをもらえるということは、本当に我々の成長において素晴らしい機会をいただいた」と感想を語った。
森保監督は今後、1月下旬から2月中旬にかけて、欧州組の視察を行う予定だ。