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【小倉牝馬ステークス展望】小回りの牝馬重賞で混戦模様 立て直したクイーンズウォークにチャンス

スポーツ報知 2025年1月20日 7時17分

 第1回小倉牝馬ステークス・G3は1月25日、小倉競馬場の芝2000メートルで行われる。

 クイーンズウォーク(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎、父キズナ)は前走の秋華賞で15着のしんがり負けだったが、スタートで大きく滑ってしまい、本来の走りが出来なかったことは明らか。ローズSで快勝したように、牝馬限定戦ならば力は上のはず。立て直した今回は巻き返してくるだろう。

 フェアエールング(牝5歳、美浦・和田正一郎厩舎、父ゴールドシップ)は52キロのハンデが良かったとはいえ、前走の福島記念で牡馬を相手に2着と急速に力を付けてきた。調教も順調に乗られており、引き続き注意が必要に。

 マーメイドSを逃げ切ったアリスヴェリテ(牝5歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ)は前走でアメリカに遠征し、BCディスタフで4着に健闘した。開幕週の馬場を味方につけて、逃げ切る場面もありそうだ。小倉とも相性がいいのは強みになる。

 まだ3勝クラスの身だが、オーロラエックス(牝4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父サトノダイヤモンド)も侮れない。ここまで4戦3勝で、唯一9着に崩れたローズSは1コーナーで挟まれてポジションを下げる不利が大きく響いたもの。前走の2勝クラスは2番手から抜け出したように、小回り向きの器用さも兼備している。調教でも軽快な動きが目立っており、十分に通用していい。

 クイーンSを勝ったコガネノソラ(牝4歳、美浦・菊沢隆徳厩舎、父ゴールドシップ)、小倉記念2着があるコスタボニータ(牝6歳、栗東・杉山佳明厩舎、父イスラボニータ)、府中牝馬Sで2着のシンティレーション(牝6歳、美浦・池上昌和厩舎、父ロードカナロア)なども上位争いに加わってきそうだ。

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