俳優の横浜流星が主演するNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜・午後8時)の第3話が19日に放送され、世帯平均視聴率が11・7%を記録したことが20日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)
初回は12・6%となり、大河ドラマの初回世帯平均視聴率としては歴代最低の数字でスタート。第2話は12・0%。今回は前回から0・3ポイント微減。個人視聴率は6・8%だった。
大河ドラマ64作目となる同作は日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた「江戸のメディア王」蔦屋重三郎の生涯を笑いと涙と謎に満ちた物語として描く。連続テレビ小説「ごちそうさん」(2013年)や大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)などを手がけた森下佳子氏が脚本を担当。NHKドラマ初出演の横浜が主人公を演じる。語りは蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として出演の綾瀬はるかが担当する。
第3話は「千客万来『一目千本』」。蔦重(横浜)は『吉原細見』の改(あらため)を行ったあとも、女郎たちから資金を集め、新たな本作りに駆け回る。駿河屋(高橋克実)は、そんな蔦重が許せず激怒し、家から追い出してしまう。それでも本作りをあきらめない蔦重は、絵師・北尾重政(橋本淳)を訪ねる。そのころ、江戸城内では、田沼意次(渡辺謙)が一度白紙となった白河松平家への養子に、再び田安賢丸(寺田心)を送り込もうと、将軍・家治(眞島秀和)に相談を持ちかける…という展開。
公式インスタグラムでは湯屋の主人役で出演した「米米CLUB」ジェームズ小野田の姿がアップ。バンド活動ではメイクしているが、今回は“素顔”を披露。フォロワーは「ジェームズ小野田さんと言われなければ分かりませんでした」「ジェームズ小野田さん、素顔をあまり拝見したことがないので、思わず二度見しました」「ジェームズ小野田さん 素顔初めて拝見しました」など驚きの声を寄せていた。