◆大相撲 ▽初場所9日目(20日、東京・両国国技館)
埼玉栄高3年で、三段目最下位格付出の碇潟(伊勢ノ海)が、東序二段5枚目・若輝元(錣山)を引き落としてデビューから5連勝とした。「立ち合い当たって、自分から攻めようと思った。先手を取れた」と振り返った。
4連勝を決めた7日目の取り組み後は部屋で「おめでとう」と祝福を受けたという。無傷の5連勝には「流れが出てきた。稽古通りの相撲が取れている」と手応えを語った。優勝も視界に入ってきたが「残りもある。気を引き締めないといけない」と先を見据えた。
碇潟の兄は東十両13枚目・若碇。父は元大碇の甲山親方。