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【アメリカJCC】レーベンスティールの1週前追い切りに田中博師ひと安心 今週も課題と向き合い実戦へ

スポーツ報知 2025年1月20日 13時3分

◆第66回アメリカジョッキークラブC・G2(1月26日、中山競馬場・芝2200メートル)

 前走の天皇賞・秋(8着)では、外枠の影響で思い描いたレースができなかったレーベンスティール(牡5歳、美浦・田中博康厩舎、父リアルスティール)が、2戦2勝の中山2200メートルで巻き返しを図る。

 16日の美浦・Wコースでは、全体で2番目となる6ハロン80秒0の好時計をマーク。ゴール前でムチが入ると、グイッとひと伸び。直線に入って抜き去った僚馬2頭を寄せ付けず、ラスト1ハロンを11秒6でまとめた。「先週末まで(折り合い面の難しさが)強く出ていて心配したけど、この馬の比較ではコントロールされたなかで動けていた。レースに向けて、もう一段階、課題と向き合って過ごせれば」と田中博康調教師も納得の1週前追い切りとなった。

 昨年の日本ダービー馬ダノンデサイルや22年の大阪杯を制したポタジェといったG1ウィナーを筆頭に、レイチェル・キング騎手とともに連覇を狙うチャックネイトなどの実力馬がエントリー。指揮官は「ダービー馬も出てくるようですし、いいメンバー。通用する力を見せたい」と意気込む。ここで重賞4勝目となれば、待望のG1タイトルが見えてくる。

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