卓球女子で昨夏のパリ五輪団体銀メダリストの張本美和(木下グループ)は20日、グローバルエンターテインメント企業のサンリオとのスポンサー契約の締結が決まった。同社が発表した。
美和は同社を通じて「新たにサンリオさんにサポートいただけることをとても嬉(うれ)しく思っています。サンリオといえば、やはり「ハローキティ」が最も馴染み深いキャラクターですが、私の推しは『クロミ』です。サンリオのキャラクターに負けないように、世界で愛される選手を目指し、皆さまに笑顔を届けていきたいです」とコメントを発表した。
世界中で愛されるキャラクター「ハローキティ」で有名なサンリオは、「One World, Connecting Smiles.」(一人でも多くの人を笑顔にし、世界中に幸せの輪を広げていく)というビジョンのもと、次世代の笑顔を共創することを目指してきた。パリ五輪などで美和が16歳ながら世界の強豪に立ち向かう姿を見て、契約につながったという。21日開幕の全日本選手権(東京体育館)からユニホームに同社のロゴが入り、ともに社会貢献活動にも寄与していく。
同社はリリースを通じて「張本選手の未来に寄り添いながら、世界でのさらなる飛躍を応援してまいります」とコメント。28年ロサンゼルス五輪で金メダルを目指す次世代エースが、世界中で愛されるキャラクターとともに、大きな夢に向かっていく。
◆張本 美和(はりもと・みわ)2008年6月16日、仙台市出身。16歳。両親の影響で兄・智和に続いて卓球を始め、3歳で大会に初出場。昨年は世界選手権、パリ五輪でともに団体銀メダル。アジア選手権は団体金、女子ダブルス銀。全日本選手権は女子シングルス準優勝、ジュニア女子で2連覇。世界ランクは日本勢2番手の6位。Tリーグは木下アビエル神奈川に所属。右シェークドライブ型。