◆プロボクシング フェニックスバトル１２８▽ＷＢＡ世界女子ミニマム級（４７・６キロ以下）王座決定戦１０回戦 黒木優子―ソ・リョギョン▽ＷＢＯアジアパシフィック女子アトム級（４６・２キロ以下）タイトルマッチ８回戦 王者・鵜川菜央―宗利佳歩▽東洋太平洋女子アトム級タイトルマッチ８回戦 王者・狩野ほのか（ＴＥＡＭ １０ＣＯＵＮＴ）―吉田里穂▽日本女子バンタム級（５３・５キロ以下）王座決定戦６回戦 山下奈々―古川のどか▽日本女子ミニマム級王座決定戦６回戦 前原香那枝―漣バル（２１日、東京・後楽園ホール）
女子５大タイトルマッチの前日計量が２０日、東京・文京区の東京ドームシティ内で行われた。メインのＷＢＡ女子世界ミニマム級王座決定戦に出場するＷＢＡミニマム級１位の黒木優子（３３＝真正）は、「お正月っていうのと、相手が韓国の選手なので日本っぽい感じで」と着物をモチーフにしたコスチュームを羽織って登場し、リミットの４７・６キロでパス。同級７位ソ・リョギョン（３３＝韓国）が４７・２キロでパスした。
昨年１月に松田恵里（ＴＥＡＭ１０ＣＯＵＮＴ）に判定で敗れ、ＷＢＡ・ＷＢＯ世界アトム級統一王座から陥落したが、９月にミニマム級８回戦でＫＯ勝ちして再起。ミニマム級での世界王座復帰へ「コンディションはバッチリです。しっかり倒して勝ちたい」と意気込んだ。所属ジムの山下正人会長も「ベテランなので、リングに上がってからの強さがある。進化している」と王座奪取に期待を込めた。
戦績は黒木が２３勝（１０ＫＯ）８敗２分け。ソが７勝（５ＫＯ）３分け。