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橋下徹氏「問題は当日だけでなくて…」フジテレビ社員の関与については「守秘義務の対象外」

スポーツ報知 2025年1月20日 17時20分

 TBS系「ゴゴスマ」(月~金曜・午後1時55分)が20日に生放送され、一部週刊誌で報じられたタレント・中居正広による女性トラブル、またそれに関して、港浩一社長が初めて言及した17日のフジテレビの定例社長会見について報じた。

 港社長は第三者の弁護士を入れた調査委員会の新設を表明し、同局社員の関与を改めて否定した。この件に関して、元大阪府知事の橋下徹氏は「問題なのは週刊誌も事実関係を変えてきている」と前置きし「最初、週刊誌報道で知ったのはフジテレビの社員が関与をして中居さんと女性を二人っきりにさせていったというのを聞いていたんですけど、第2弾の報道では事実関係が変わってきていた。トラブルの当日は中居さんからの直接の連絡だと事実を変えています。社員は関与していないと」と話した。

 しかし「問題は当日だけでなくて、その前にフジテレビの社員が週刊誌で報じられているようなホテルを借り切って、上司部下の関係のアナウンサーを呼んでとか影響力のある人間を呼んで影響力を受ける人を呼んでの、ああいうホテルでの飲み会」とし「これは今の時代に合わないし、スポンサー企業もそれが事実だったら『ちょっとそれはダメじゃないか』っていう判断になるか、それが本当は調査ポイントで、中居さんと女性のトラブル自体を深掘りしていくことではない」と持論を展開した。

 中居とのトラブル当日には社員が関与していないが、その件以前に関与があったかの調査も必要だと話し「そこは守秘義務の対象外ですから。中居さんと女性の間のトラブルじゃないので。フジテレビの社員の飲み会のあり方の話なので。これは守秘義務の対象ではないので、調査委員会もフジテレビも徹底的に調査して公表すべき」と訴えた。

 また、女性への対応も重要だと話し「中居さんからもトラブルの報告を聞き、もちろん女性からも聞いています。どういう事実をもって出演継続を決めたのか、これも調査委員会の重要な調査ポイントになると思います」と指摘。「我々出演者は、社会から批判を受ける行動を行えば出演辞退になるし、場合によっては番組が終了することもあるし、それが出演者としての立場となる」と足下を見つめた。

 さらに「中居さんからの報告を聞き、女性からの報告を聞いて一般的に、いろいろ今のタレントさんも出演辞退になっている事案はありますから、比べてみて中居さんだけ優遇したんじゃないかという判断は許されない」とし、「女性に対して調査するといってもプライバシーの問題があるから強めに聞くことができない、その中でどこまで女性に向き合って、プライバシーではあるんだけど守備義務の解除を求めながら事実を聞いたのかも調査ポイントになる」と語った。

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