ＴＢＳ系報道番組「Ｎスタ」（月曜～金曜・午後３時４９分）では一部週刊誌で報じられたタレント・中居正広による女性トラブル、またそれに関して、港浩一社長が初めて言及した１７日のフジテレビの定例社長会見について報じた。
批判の声も多い港社長の会見について、コメンテーターで出演のプロ経営者・ハロルド・ジョージ・メイ氏は「フジテレビさんも他の企業の問題が発覚した時に報道しているわけで、ある意味、経験というより知識もあるはずなのに成功例、失敗例…。自ら失敗というか、こういう形になったのはなぜなんだろう？と思いますね」と話すと、キャスターを務めるホラン千秋も「最も多くの会見の例を見てきているのがテレビ局の報道…」と同調。
その上で「あと、スポンサーのことで言いますと、今、企業としてはどんなアイデンティティーを持っていて、どんな価値観を指示しているかを各企業が問われる時代になっていると思うんです。となると、やはり、こういった（ＣＭ見合わせの）対応を取るというのは？」と、メイ氏に問いかけた。
メイ氏は「これだけの企業がＣＭを取りやめているというのは、この問題への関心と危機感を感じている証（あかし）だと思います。企業というのはリスク・アレルギーなんですよ。リスクをとにかく避けたい。ＣＭをどこで流すかによっても、あなたはそこを応援してるんですか？と結びつきができちゃう。だったら、やめようと」と企業側の心理を説明していた。