◆大相撲初場所9日目(20日、東京・両国国技館)
大関・大の里(二所ノ関)は、関脇・大栄翔(追手風)をはたき込み、6勝目とした。大栄翔は3敗に後退した。
大関・琴桜(佐渡ケ嶽)は、西前頭4枚目・宇良(木瀬)に押し倒され、6敗目となった。
綱取りに臨む大関・豊昇龍(立浪)は、東前頭5枚目・平戸海(境川)に突き落とされ、3敗目。横綱昇進に赤信号がともった。
関脇・若元春(荒汐)は、東前頭2枚目・翔猿(追手風)を押し出し、2勝目、連敗を7で止めた。
小結・阿炎(錣山)は、西前頭筆頭・霧島(音羽山)に押し出され、4敗目。
小結・若隆景(荒汐)は、東前頭筆頭・隆の勝(常盤山)をすくい投げ、4勝目。
西前頭3枚目・王鵬(大嶽)は、同2枚目・熱海富士(伊勢ケ浜)に肩透かしで勝ち、7勝目とした。
西前頭5枚目・千代翔馬(九重)は、東前頭9枚目・美ノ海(木瀬)をとったりで下し、勝ち越し、1敗を守った。
西前頭14枚目・金峰山(木瀬)は、西前頭11枚目・尊富士(伊勢ケ浜)を小手投げ、全勝で単独トップを守った。尊富士は2敗に後退。
全勝は金峰山ただ一人、1敗は千代翔馬のみ、2敗は、王鵬、尊富士の2人となった。