2月1日から始まるキャンプで沖縄・金武町での1軍キャンプスタートが決まった楽天のドラフト5位・吉納翼外野手(22)=早大=が、目標の開幕1軍へさらなるアピールを誓った。外野陣は昨年リーグ最多安打の辰己涼介外野手(28)が中堅の、昨年全試合フルイニング出場の小郷裕哉外野手(28)が右翼の、それぞれレギュラー最有力候補であり競争は激しい。それでも「遠慮したり、負けてるなと思ったらそこまでの選手。最初見て驚くところはあると思うけど、周りに流されすぎず自分をしっかり出せれば」と、武器の長打力で先輩たちと違う色を出していくつもりだ。
小学時から目の充血に悩まされており、紫外線に弱いために「夏場は反射とかでも目が痛いときがあって、日常生活でもサングラスは必須。(練習でも屋外では)了承を取っていて、常にサングラスをかけている状態です」と明かした。昨年末には右目の翼状片(よくじょうへん)の切除手術を受け、不安を取り除いてプロ生活をスタートしている。「一日一日しっかり勉強しながらやりたい」と、先輩たちからさまざまなことを吸収しながらアピールしていく。