キャンプで1軍スタートが決まった楽天のドラフト5位・吉納翼外野手(22)=早大=が、開幕1軍へ“視界良好”だ。20日、昨年12月に目の手術を受けたことを明かした。不安を取り除き猛アピールしていく。
昨年、球団のメディカルチェックで右目に、視力に影響が出る可能性がある翼状片(よくじょうへん)が発覚。「違和感はなかったけど、今後影響するかもしれないからと言われた」と昨年末に切除手術を受けた。現在も少し充血しているが、「視力も落ちていないし、安心しています」と、ノックや打撃練習などを精力的にこなした。
かつて巨人・丸佳浩外野手も同様の症状があり、23年末に手術を受け、昨年は不動の1番打者としてリーグ優勝に貢献している。吉納も「生き残れるようやっていきたい」とアピールしていく。(有吉 広紀)