ロッテからポスティングシステムを利用し、ドジャース入りを決断した佐々木朗希投手(23)の背番号が「11」になる可能性が20日までに有力となった。
ロッテ時代の「17」は大谷がつけており、新背番号に注目が集まっていたが、23年から「11」を着用するM・ロハス内野手(35)が、20日までに自身のインスタグラムのストーリーズを更新。デビュー時の背番号「72」姿の写真に「原点回帰」などと文言を添え、背番号変更を示唆した。米スポーツ専門メディア「ザ・ビッグリード」がロハスにメールで確認したところ「確かに佐々木のために背番号を譲り、2014年にドジャースの新人時代の72番に変更することを認めた」という。ロハスはリーダー的存在の一人。左腕に「11」とタトゥーを彫るほど愛着を持っているが、最大限の協力をした格好だ。
佐々木にとっても思い入れある番号だ。高校日本代表だった19年9月のU18ワールドカップで着用。23年のWBCでは「14」だったが、前年11月の強化試合では「11」だった。尊敬するダルビッシュ有が長年背負い、大谷の日本ハム時代の番号でもある。大谷は昨年、J・ケリー投手(36)から「17番」を譲り受けた際に高級車ポルシェを贈呈している。背番号「11」が実現となれば、その返礼品にも注目が集まりそうだ。