J1横浜FMは20日、宮崎市内へと移動し、宮崎キャンプ(~30日)初日のトレーニングを行った。
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ウォーミングアップ後、トレーニングの序盤から新布陣「3―4―3」をベースとした布陣を組み、動き出しやチームとしての決まり事を確認するメニューが盛り込まれた。
FW植中朝日が「まだ探り探り」と語ったように、実戦を積み重ねていく中で戦い方を整備していくことになるが、イングランド人の新監督・ホランド氏の色は徐々に見え始めている。
右のWBではなく、右CBを主戦場としてプレーしたDF松原健は「新しいことと、去年までやってきたことをうまく融合させてやっている感覚」と振り返り、昨季までの戦い方をベースに、新しい手法を織り交ぜていく意識で臨むことを強調した。
右WBでプレーし、“クロッサー”へのコンバートが目される宮市亮は「仕事が明確になる。まずは上下の運動量、裏への抜け出しが求められることになる」と語り、守備面についても「ドイツでは(WBを)たまにやっていた。マリノスでは初めてだが、楽しめてやれている。新しいポジションだからこそ、楽しんでやりたい」と意気込みを語った。
チームは21日に2部練習を行い、22日には新体制初のJクラブとの対外試合となるJ2大分とのトレーニングマッチを実施する。