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大関・豊昇龍は痛恨の3敗目で綱取り厳しく 通算7戦全勝の平戸海に屈しため息 八角理事長「言い訳は出来ない」

スポーツ報知 2025年1月20日 20時54分

◆大相撲 ▽初場所9日目(20日、東京・両国国技館)

 大関・豊昇龍(立浪)が3敗目を喫し、綱取りが極めて厳しくなった。幕内・平戸海(境川)に低く当たった。だが、体を開いた相手に対応できず、前からパタリ。わずか1秒9。土俵を右手でポンとたたき、悔しさを押し殺した。支度部屋に戻ると報道陣の問いかけに「今日は(取材は)いい」と応じず。髪を整えてもらう間、思わず「フーッ」と大きなため息を吐いた。

 平戸海には過去7戦全勝だった。今年初の稽古となった出羽海一門連合稽古(3日)で8番取って全勝。その後もお互いの部屋に出稽古し、2日で計44勝9敗と圧倒していた。八角理事長(元横綱・北勝海)は「言い訳はできない。平戸海と稽古していて、余計に安全に勝ちたい気持ちが出た。気持ちと体のバランスだよ」と厳しく指摘した。

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