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【阪神】藤川球児監督がNPBのブランド力向上を訴え 12球団監督会議で「誇り」を力説

スポーツ報知 2025年1月21日 5時0分

 MLBに憧れるのはやめましょう!? 阪神・藤川球児監督(44)が20日、12球団監督会議でNPBのブランド力向上を訴えた。セ・リーグの杵渕統括が「憧れからMLBの帽子をかぶるとか、普段の服装をはじめ、みんなでNPBの野球を高めていこうという声が上がりました」と説明したが、話題にしたのは新米指揮官。忌憚(きたん)のない意見を求められた場で、熱い思いを言葉にした。

 球児監督は国内のプロ野球選手がメジャー球団の帽子やTシャツを着用して練習し、メディアやSNSに露出する姿を以前から危惧。球界の将来を担う子供たちが目にすることにもつながるため、「憧れて入ったプロ野球。もっと自分たちの球団に誇りを持ってほしい」との希望を抱いていた。一方でNPB球団側からも「選手が身につけたいと思うようなアパレル」などの提案・提供が必要とし、より魅力的な球界への成長が重要だと訴えた。

 会議での発言の詳細は明かさなかったが、「次世代の子供たちに向けて戦略を進めていかないと。メディアやSNSの使い方も考えていければ。底辺にはプロ野球の発展がある」と熱っぽく語った。米大リーグを経験したからこそ、今一度、誰もが憧れるNPBブランドを望んだ。(小松 真也)

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