巨人の西舘勇陽投手が20日、ジャイアンツ球場で自主トレを行った。今季さらなる飛躍が期待される右腕はブルペンで力強い投球を披露。「自分の感覚と球の軌道とかを確認しながら投げました」と汗をぬぐった。
キレのある直球に加えて、変化球の感触を確かめた。「遊びで投げながらですね。こういう時期だからこそ遊びでいろんなものができると思う」と、昨年は試合で使っていなかったツーシームなども試した。
昨季は主に救援で28試合1勝3敗、防御率3・82。今季狙うのは先発ローテの座だ。「今年は本格的に先発で回るので、1年間通して投げる上でのこの時期一番大事なことは土台づくり。そういう意味で焦りすぎるのはよくないと思うので、まずは基本の自分と向き合っていうところを大事にしてやってます」と見据えた。