◆テニス ▽全豪オープン 第10日(21日、オーストラリア・メルボルン)
【メルボルン21日=吉松忠弘】女子ダブルスで、加藤未唯(ザイマックス)、レナタ・サラスア(メキシコ)組が準々決勝で敗れた。第2シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)、エリン・ラウトリフ(ニュージーランド)組に3-6、2-6のストレート負けを喫した。
加藤組は第1セット0-3とリードを奪われ、主導権を握られた。そこから2ゲーム連取で追い上げたが、強豪相手に後手に回ると、抜き去るのが難しい。結局、第2セットも同じ展開で、追いつけそうで追いつけない。それだけ相手の実力が勝り、加藤組はつけいるスキがなかった。
加藤は勝っていれば、4大大会の日本女子では準優勝した2023年全豪の青山修子、穂積絵莉組以来、加藤自身では、2017年全豪で穂積絵莉と組んでベスト4に入って以来の4強だった。