ITジャーナリストの三上洋氏が21日までに自身のSNSを更新し、ステージ3Bのがんを公表した。
三上氏はX(旧ツイッター)で「人間ドックを受けたら、がんが2か所に見つかりました」とし、ブログでも「突然ですが、がんがみつかりました。2024年11月29日人間ドックを受けたところ、体の2か所から腫瘍がみつかってびっくり。具体的には、右の腎臓に6cmの腫瘍、そして右肺にも6cmの腫瘍が見つかりました」と報告。
「病院を紹介してもらって診断をうけたところ、当初はステージ4かもしれないと言われました。ただしその後の検査で、二つの別のがんがあると判明しています」とし、「腎臓については、早く対処したほうがいいだろうとのことで、腫瘍と右の腎臓を切除する手術を12月27日に行いました。腎臓は片方を切除しても通常生活に支障がないため、腫瘍ごと取り除き、1月2日に退院しています」と説明。
一方で「次の問題は肺です。1月6日に気管支鏡検査を受け、1月8日に退院しました。この検査によって『肺腺がん』であることがわかり、ステージ3Bであると診断を受けています」と明かした。
「ステージ3Bというのは他の臓器への転移はしていないものの、かなり進行したがんだという意味になります」とし、「切除は難しいため、放射線治療と抗がん剤での治療を行っていきます。5年相対生存率は先生曰(いわ)く半分ぐらいではないかとのこと。しかし『根治(完全に治す)を目指せるギリギリのタイミングに間に合った』とも言われており、幸運だったと言えそうです」と三上氏。
「1月23日から2週間ほど入院して、治療を行います。この期間、セミナーのお仕事はお休みしますが、それ以外のお仕事は治療に影響がない限り、できるだけやりたいと考えております。特に最近の病院ではWi―Fi環境もあり、Zoomができる場所まであるほどです。また、SNSやネット配信もできる限り続けます。病気に関する取材もお受けしますので、よろしければメール等でお声がけください。今後ともよろしくお願いいたします」と呼びかけていた。